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2010/07/09
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Q*O*L* STYLE学‐NO.7 動物と暮す。
カテゴリ: 堀内仁(デルフィス) :
執筆者: horiuchi (3:00 pm)
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昨日の大学研究室でのひとコマ。先にお知らせしましたが、小生は、大学院政策情報研究科に通っている。生体環境科学(若い)院生の研究論文の途中発表があつた。彼のテーマは、『動物介在医療福祉、日本人の動物観に基づいた日本的アニマル・セラピーの考察』である。白石薫さん25歳。とても、素晴らしく、興味深い。研究するという、洞察したいという、その視点、事象の見方がいい。自分にはもうないかも、・・・しれない。自分は社会人、それもシニア(57歳)。私の頭の中は、産業・経済、成長戦略は? 新しいビジネスモデルは? 自分の会社の業務にどう活かすか、である。研究者となれないかもしれないと思った。彼氏は、動物が大変に好きなのだ。そこには、ビジネスとしての成立の可否など頭にない。彼のコメント~『実習・文献・学際的な考察を通し、日本型のアニマル・セラピーを考えていきたい。』とのこと。彼は、動物が好きであり、観察したいのである。日常的にいっしょにいたいのだろう。動物のもつ肌感覚が好きなのだろう。『動物と人間の生体環境的関係性』‐新たな、発見が期待できる。今後、本物の研究者として頑張ってほしいものだ。 彼の発表から、興味深いところを紹介する。‐医療・福祉の分野では障害を持つ人の自助具として補助犬が誕生し、障害者のQOLの向上や自立支援に貢献している。これに加え現在では、動物介在療法・動物介在活動など「アニマル・セラピー」が行われている。都市化に伴い、核家族化、少子高齢化という社会構造の変化の中で動物との関りをもつことにより起こる人間の変化に興味を抱いた。今後医療や福祉の分野において動物を介在させた活動を発展させていくために、どのような効果があるのか?どのような形態があるのか?研究する。 現在の活動形態は、①施設訪問型②施設飼育型③在宅訪問方④在宅飼育型⑤屋外活動型⑥治療補助・心理療法型がある。アニマル・セラピーの種類は一般的に医療福祉施設で利用されているイメージとして犬が多い。その他にも猫・ウサギ・モルモット・イルカ・馬なども用途に応じて利用されている。犬を撫でると人間も犬自身も血圧や心拍数が下がる。リラックス効果を生むことが報告させている。アメリカのカルフォルニア大学で動物行動学の研究によると1人暮らしの高齢女性ではペットを飼っている人の方が孤独になりにくく、元気があり、より楽天的で物事を率先して行うことが多いという。そして、自立した生活を長く維持でき、早々と入院加療が必要となることも少ないという社会的なプラス効果も認められている。アメリカ、そして日本でも、行政側は医療費の削減にペットは有効ではないかと研究している。日本では厚労省が高齢社会と動物の関係に関する研究費を支給している。ペットは自立と健康維持という予防医学的役割を果たすことが期待されている。 効果は、生理的、心理的、社会的効果があると言われている。しかしながら、多くは逸話的、描写的、経験的なもので科学的な効果測定の研究が欠如している面があり、大きな課題がある。 また、動物と触れ合うことで、アレルギーや感染症の安全衛生面でのリスクがあり、方策が必要である。その他、人材育成面、動物を育成・訓練する費用や負担の助成体制、行政の関与について等、様々な課題がある。 その他、アニマル・セラピーにおける代替ロボットの活躍がレポートされた。デンマークの高齢者施設で実証実験が行われた。日本が開発したパロである。‘02年には「最もセラピー効果があるロボット」としてギネスブックに認定された。 小生は、アニマル・セラピー代替ロボットに興味を持った。日本の技術が先行しているとのことだ。ロボットに、在宅診断、見守り機能、配食メニュー、空調制御コントロール機能等、のコンピュータプログラムを内蔵し、高齢者の生活支援機能を付加したらどうだろか?小生の親も87歳1人暮らし、猫大好き、でも飼うのはいやだといっている。上記の在宅診断、見守り機能ネットワーク制御付き三毛猫であれば喜ぶ。需要があるのではないか?遠隔地に居る子が購入すると思うが・・・。多少高くても、でも¥20万が限界か? 動物と触れ合うことで、アレルギーや感染症の安全衛生面でのリスクがある。これを回避する住宅リフォームプランを考案したい。勝手なことを思い描く。 私は、高齢者社会におけるビジネス研究に走ることにする。 (ホリウチ) |
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