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QOLラウンジとは?
QOLラウンジでは、人が人の生活の質(QOL)を維持・向上させる お手伝いをコンセプトにサービスを提供しています。 人の生活に欠かせない3要素(お金、健康、活動)を基に、サービスと商品の開発を行い、お客様の生活にお金、健康、活動に関わる安心と安全をお届けします。
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お知らせ
*人の生活の質を科学してビジネスの質を高める研究会です。
2002年にダニエル・カーネマン博士が行動経済学でノーベル経済学賞を受賞しました。経済は人の行動が大きく影響していているのが所以です。QOL応用ビジネス研究会では人の生活が影響する経済を研究することで、経済的な効果を分析します。脳科学や行動経済学のように、QOL(人の生活の質)を科学することが今後のビジネスには不可欠になります。
QOL応用ビジネス研究会資料
研究会ブログ - horiuchiさんのエントリ
 horiuchiさんのエントリ配信

最新エントリ
2010/09/09

執筆者: horiuchi (5:38 pm)
先日、2大住宅メーカーの研究所を訪問した。積水ハウス総合住宅研究所 納得工房と大和ハウス工業 総合技術研究所です。
セキスイハウスは、ユニバーサル基準に基づく『生涯住宅思想』を提唱している。時とともに変化する人の身体特性などを考慮した安全性と使いやすさの提供である。加齢による身体機能の衰えの対応した配慮を、設計上随所にしている。たとえば、階段の設計において、踏み面寸法、蹴上げ寸法、階段曲がり部分の形状、手摺高さ、段板仕上げに見られる。他 浴室、洗面、キッチンなど、使用部位に応じた性能要件の研究成果が反映されていた。
ダイワハウスは、同じくユニバーサルデザインの考え方をベースにして『住まいと家族皆がいつまでも仲良くあるための空間づくり』を目指した「フレンドリーデザインコンセプト」を提唱している。ユニバーサルデザインの基本である「使いやすさ」「わかりやすさ」「安全性」に「美しさ」を盛り込んでいる。まわりと調和の取れたデザイン、心理的な抵抗のないデザインを提案している。さらに、同居・近居・育孫と3世代家族の住まい方を提案していた。
 アクセシブルデザインの研究会に参加している。人間生活工学の研究者の集まりである。アクセシブルデザインとは、「従来のデザインを拡張して特別な要求のある人々のニーズに応え、製品や環境やサービスを受けるユーザーを最大限に拡大していくこと。」とある。ISOの国際基準に登録されている。高齢者や障害のある人の不便さを解消することを目的とし、身体機能の弱者に対する製品設計のガイドラインを定めている。パナソニック電工 R&Dグループの方々が積極的に発言していた。住設備メーカーは、高齢者の市場拡大を狙い、積極的に使用体験を促進する商品開発の研究が進んでいる。高齢者の身体機能の衰えに対応した住まいづくりの製品開発が進んでいる。高齢者にとっての商品選びの選択基準を明確に提示されることを願う。
日経新聞のコラムに、「要介護にならないために健康長寿のコツ」と題し、住宅にも一工夫を、簡単な運動や脳トレといった生活改善が大切。という研究レポートが掲載されていた。SUNDAY NIKKEI/9.05
‐話し相手が近くにいるのがよい。「友人らと交流を持つ機会が月に1~2回以下と少ない人たちは、そうでない人たちと比べてと比べて新たに要介護認定を受けるリスクが1.28倍。社会から孤立せず、居場所がある人は要介護になりにくいようだ」
‐「病院を見舞う機会が多い人はそうでない人と比べて認知症になりにくかった。」社会参加のためのサークルなどに入るなら、趣味の団体を選ぶのがよい。「趣味の団体に参加している人の要介護リスクはそうでない人の約7割にとどまった。」(日本福祉大学 研究チーム)
‐周りに人がいる状況で食事をするとよい。「家族や友人らと会話しながら食卓を囲む。一人でもレストランへ行くなどし、周囲の人たちや雰囲気に影響を受けて食が進め効果がある」という。社会とのつながりが重要になる。
‐住宅の工夫が健康改善や介護予防につながる可能性がある。「高齢者は室温の温度変化の影響を特に大きく受ける。断熱構造にするだけでも介護予防につながる」「住まいの中で簡単な運動や脳トレをする対策が効果を期待できる」(健康長寿医療センター東京都老人総合研究所)

高齢者になるとどうしても一日の大半を家で過ごす。住まい方が、長寿のために重要な要素になる。そして、上記のレポートから住まいを設計する前に、生き方の設計が必要になることがわかる。
生き方‐①;趣味を持つ。友人をもつ。社会参加をする。
生き方‐②;家族との絆。同居、近居、心のつながりを保つ。
生き方‐③;からだを使う。身体トレーニングを生活に取入れる。
生き方‐④;脳を使う。創作活動を楽しむ。
生き方‐⑤;食を大切に、おいしものを食する友人をもつ。
生き方‐⑥;会話を楽しむ。話すこと、聞くことを大切にする。
生き方‐⑦;五感をチェックする。衰えを知り、補うすべをもつ。
など、などと 思う。

では、住まいを考える。長寿の生き方≒暮らしを実践する住まいづくりを考察する。

①趣味を楽しむ、創作活動をする部屋を持つ。

②五感の衰えを補う構造・仕様とする。
空調、断熱、採光、色彩、音質、サイン、動線 等の性能要求を満たす。

③身体機能の衰えを遅行させる構造・仕様とする。
段差、傾斜、曲がり角度、階段 等の性能要求を満たす。

④リハビリトレを行う健康ルームを持つ。
健康増進機器、健康測定管理機器 等の装置を配置する。

⑤自立を促すキッチン、会話が弾む食卓を配置する。
電磁調理器、食の健康管理システム、
安全・無理のない動作を促す性能要求を満たす。

⑥熟睡を促す寝室、身体機能の衰えを補うベットシステムを配置する。
空調・断熱、採光、音響、トイレ・浴室との導線 等の性能要求を満たす。

⑦地域や家族、生活支援業者と結ぶ見守りネットワークステムを持つ。
住まいと地域社会を結ぶ生活支援ネットワークに参加する。

上記の考察を実現するモデルを作成したいと考える。住宅メーカー、住設備メーカー、情報通信関連、生活支援関連、健康機器関連、等の企業さまへ連携プロジェクトの提案をする。
『長生き家族のお住まいモデル』の策定である。

ホリウチ
2010/08/05

執筆者: horiuchi (4:40 pm)
ここのところ、毎日『高齢者が熱中症で倒れた。』との報道が目立つ。
最近の報道を検索してみた。

全国でほぼ一斉に梅雨明けした17日から29日までの約半月間に熱中症による死者が全国で200人を超えた。約9割が65歳以上の高齢者。(時事通信社2010年7月31日より) 独立行政法人・国立環境研究所のまとめでは、09年夏に熱中症で救急搬送された20都県市の2835人のうち、自宅での発症が591人(21%)で最も多かった。 「今の住宅は密閉性が、高く風通しが悪く、窓を閉め切り冷房を使わないと、室内は外気温以上に上がる。また高齢化で、体温の調節機能が衰え熱中症になりやすい高齢者が室内にいる割合が高くなった」(毎日新聞2010年8月3日より)
 
 高齢者が熱中症にかかり、それも室内に居て倒れたケースが多く見られるとのこと。どうしたらいいのか?困ったことである。高齢者が熱中症になりやすいのは、体の衰えにより、気温の上昇に鈍感になり、体の変化に対して体が欲する対処ができなくなってしまうからである。脱水症状が始まっても自分で体の異変に気づきにくくなるからである。

 では、どう対処したらよいのか?
‐1. 室内は決して安全な場所でないと肝に銘じ、湿度計付き温度計を置き、室温28度、湿度70%を超えたらエアコンを使ってほしい。(日本救急医学会)
‐2のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を取るよう心がけて欲しい。(筑波メディカルセンター病院)
‐3. もし屋内で家族が熱中症になったら、最初に涼しい所に移動させ、話しかけながらリラックスできる体勢を取らせる。首筋や脇の下、脚の付け根などを冷たいペットボトルで冷やすと太い血管を通る血液が冷やされ、体全体の冷却効果がある。(日本赤十字社の「赤十字救急法講習教本」より)
 ・・と専門機関は、コメントしている。

家に居て、熱中症!対策を考えなければ、・・・。
私の研究分野は、“QOL Styleと長生きのリスク回避”である。今回の問題を、『老いに伴う熱中症によるリスク回避』という視点で考えてみたい。
  私は、まず、①住まいにおける気候変動に対するバリァフリー化を考察したい。室内に熱がこもる。風通しが良い窓の配置、風の流れを考えた換気と空調システム、断熱素材を使用した外壁・内壁など、高齢者に配慮した空間設計を考案すること。縁側に風鈴が奏でる昔の和風造りの家が懐かしい。現在の多くの高齢者の住環境は恵まれていないのだろう。少なくとも、気候変動に対するバリアーフリー化の基準を示し、注意喚起を促したい。
②水分の補充、おなかを壊さない、やさしい水分と塩分の補給である。TVでは、お年寄りがアイスキャンデーを頬張っているシーンが放送されていた。『夏用‐からだにやさしい冷菓』の商品開発をメーカの方に考案していただきたい。
③住生活のスタイルにおいて、同居・近況そして、心居を提案したい。やはり、熱中症対策に限らないが、高齢である親を、常に気遣う家族の思いやりが重要である。両親、子ども家族、それぞれの世代間の価値観の違いから、同居から別居が増えている。同居でなくてもできれば、近所に住む。あるいは、遠くてもしょうがない。ネット社会である。遠隔地でも見守る心の同居をすることである。見守り生活支援サービスが商品化されている。遠くに居ても親を気遣う“心の同居”を持つことを提案する。④地域の見守りである。先日、杉並区の長寿応援ポイントを取材した。区に登録されているコミュニティ活動に参加すると長寿応援ポイントシールが配布される。ポイントを集めて元気に活動しよう。地域の商品券と交換できる。杉並区の狙いは、お年寄りの方々への外出する文化を根付かせることにある。外での集い、活動をする。寝たきり、家こもりをなくす施策である。今朝、TV放送に102歳の元気な高齢者がスタジオ生出演をしていた。元気の秘訣は、会話することだといっていた。自分でしっかり、暑さや環境の変化に対して機敏に反応し、からだが欲するままに、食し、水も飲み、活動できることがなによりである。

小生、QOL Styleと長生きのリスク回避、 ①『住まいの気候変動に対するバリァフリー化』 ②『同居・近居・心居、家族の絆、見守りネット』を提案する。具体的プログラムを考えてみる。

ホリウチ
2010/07/09

執筆者: horiuchi (3:00 pm)
昨日の大学研究室でのひとコマ。先にお知らせしましたが、小生は、大学院政策情報研究科に通っている。生体環境科学(若い)院生の研究論文の途中発表があつた。彼のテーマは、『動物介在医療福祉、日本人の動物観に基づいた日本的アニマル・セラピーの考察』である。白石薫さん25歳。とても、素晴らしく、興味深い。研究するという、洞察したいという、その視点、事象の見方がいい。自分にはもうないかも、・・・しれない。自分は社会人、それもシニア(57歳)。私の頭の中は、産業・経済、成長戦略は? 新しいビジネスモデルは? 自分の会社の業務にどう活かすか、である。研究者となれないかもしれないと思った。彼氏は、動物が大変に好きなのだ。そこには、ビジネスとしての成立の可否など頭にない。彼のコメント~『実習・文献・学際的な考察を通し、日本型のアニマル・セラピーを考えていきたい。』とのこと。彼は、動物が好きであり、観察したいのである。日常的にいっしょにいたいのだろう。動物のもつ肌感覚が好きなのだろう。『動物と人間の生体環境的関係性』‐新たな、発見が期待できる。今後、本物の研究者として頑張ってほしいものだ。
彼の発表から、興味深いところを紹介する。‐医療・福祉の分野では障害を持つ人の自助具として補助犬が誕生し、障害者のQOLの向上や自立支援に貢献している。これに加え現在では、動物介在療法・動物介在活動など「アニマル・セラピー」が行われている。都市化に伴い、核家族化、少子高齢化という社会構造の変化の中で動物との関りをもつことにより起こる人間の変化に興味を抱いた。今後医療や福祉の分野において動物を介在させた活動を発展させていくために、どのような効果があるのか?どのような形態があるのか?研究する。

現在の活動形態は、①施設訪問型②施設飼育型③在宅訪問方④在宅飼育型⑤屋外活動型⑥治療補助・心理療法型がある。アニマル・セラピーの種類は一般的に医療福祉施設で利用されているイメージとして犬が多い。その他にも猫・ウサギ・モルモット・イルカ・馬なども用途に応じて利用されている。犬を撫でると人間も犬自身も血圧や心拍数が下がる。リラックス効果を生むことが報告させている。アメリカのカルフォルニア大学で動物行動学の研究によると1人暮らしの高齢女性ではペットを飼っている人の方が孤独になりにくく、元気があり、より楽天的で物事を率先して行うことが多いという。そして、自立した生活を長く維持でき、早々と入院加療が必要となることも少ないという社会的なプラス効果も認められている。アメリカ、そして日本でも、行政側は医療費の削減にペットは有効ではないかと研究している。日本では厚労省が高齢社会と動物の関係に関する研究費を支給している。ペットは自立と健康維持という予防医学的役割を果たすことが期待されている。

効果は、生理的、心理的、社会的効果があると言われている。しかしながら、多くは逸話的、描写的、経験的なもので科学的な効果測定の研究が欠如している面があり、大きな課題がある。
また、動物と触れ合うことで、アレルギーや感染症の安全衛生面でのリスクがあり、方策が必要である。その他、人材育成面、動物を育成・訓練する費用や負担の助成体制、行政の関与について等、様々な課題がある。
その他、アニマル・セラピーにおける代替ロボットの活躍がレポートされた。デンマークの高齢者施設で実証実験が行われた。日本が開発したパロである。‘02年には「最もセラピー効果があるロボット」としてギネスブックに認定された。  
    
 小生は、アニマル・セラピー代替ロボットに興味を持った。日本の技術が先行しているとのことだ。ロボットに、在宅診断、見守り機能、配食メニュー、空調制御コントロール機能等、のコンピュータプログラムを内蔵し、高齢者の生活支援機能を付加したらどうだろか?小生の親も87歳1人暮らし、猫大好き、でも飼うのはいやだといっている。上記の在宅診断、見守り機能ネットワーク制御付き三毛猫であれば喜ぶ。需要があるのではないか?遠隔地に居る子が購入すると思うが・・・。多少高くても、でも¥20万が限界か? 動物と触れ合うことで、アレルギーや感染症の安全衛生面でのリスクがある。これを回避する住宅リフォームプランを考案したい。勝手なことを思い描く。

私は、高齢者社会におけるビジネス研究に走ることにする。
(ホリウチ)
2010/06/11

執筆者: horiuchi (3:00 pm)
介護支援ボランティアポイント制度なるものがある。介護支援ボランティアポイント制度とは、高齢者の介護支援ボランティア活動実績等を評価したうえでポイントを付与し、その高齢者の申出により、そのポイントを換金した交付金を交付する制度です。

介護支援ボランティア制度について;平成19年5月に厚生労働省が高齢者の介護予防の取り組みとして、介護支援ボランティアの活動を市町村が実施することを認めました。これを受けて平成19年度に稲城市、千代田区が、平成20年度に世田谷区、八王子市などが介護支援ボランティアポイント事業を開始しました。横浜市ではこれまでこの制度の実施について検討してきましたが、平成21年度に事業化し、10月からモデル実施するはこびとなりました。政令指定都市での事業化は横浜市が初めてであり、またボランティアにICカードを持っていただきポイントを貯める方法は全国初となると思われます。なお横浜市ではこの事業の愛称を公募し、46の提案の中から「ヨコハマいきいきポイント」に決定しました。この制度は、1.介護保険制度の中の地域支援事業として、介護保険料、国・県・市の予算を財源として実施されます。 2.ボランティアは65歳以上の市民が登録することができます。 3.高齢者のボランティア活動がご本人の介護予防、健康の維持の促進や、ご本人の社会参加・地域貢献を通じた生きがいづくり並びにボランティアを受入れる施設の地域とのつながりの深まりや、施設利用者の生活をより豊かにすることなどが期待されています。(2010年 6月 07日横浜市;ヨコハマいきいきポイントより)

高齢者人口の多い地域でこのような制度が行われている。超高齢化社会が高速でやってくる。既に各方面で言われている。
昨日、大学院の授業で、26歳の若者が、何故、医療費負担がそんなに高額なのか?何故、国が税金で負担しなければならないのか?矛盾を感じる。と発言があった。驚いた。医療における格差社会の是正の意味がわかっていない。・・・若者は健康を満喫しており、医療費の負担の重さが実感できないのだ。教授から『健康日本21』厚生省の取組みについて説明があった。「二次予防」(健康診断による早期発見・早期治療)や「三次予防」(疾病が発症した後必要な治療を受け、機能の維持・回復を図ること)に留まることなく、「一次予防」(生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等を予防すること)に重点を置いた対策を強力に推進し、健康寿命の延伸等を図っていくことが重要である。国民の医療費負担を抑えたいがための政策である。昨今の健康診断はメタボ健診であること。レクチャーを受けた。また、生活習慣が発症原因に深く関与しているといわれる糖尿病の生涯治療費が、早期からの治療に努めなかった患者の場合、5,000万を超える。少子高齢化が一層進み、現在は高齢者1人を現役世代3人で支えているのが、2055年には1.2人で支えることになる。(Wikipediaから引用)との報告がなされている。と私が発言をした。
彼らにしてみれば、大学を卒業しても職に就けないという、社会問題が一方である。若者に負担を強要する社会も不合理がある。特定の世代に過重な負担とならないよう、現役世代はもちろん、高齢世代、企業など、幅広い支え手がバランスよく負担することが必要である。高齢者、女性、若者、障害者の就業を促進し、支え手を拡大することも重要である。高年齢者の就業機会の確保は、増加する年金給付の抑制や高い年金依存度の緩和につながり、就業可能な健康状態を維持することは、生活習慣病対策など予防重視の医療制度改革の方向性とも合致する。
そこで、冒頭の介護支援ボランティアポイント制度に注目したい。高齢者の多くは、働くことにより高額な報酬を望むわけではない。金儲けではない。マズロー欲求段階説の4層=尊敬欲求(承認欲求)、他者に認められたい。社会貢献活動による充実を求める高次の段階がある。ボランティア活動=奉仕の文化を根付かせることである。現在は、貯まったポイントを自身の介護保険料負担の軽減に利用されている。

今後は、ボランティア活動の対象を介護支援に限らず、自治体の業務、たとえば清掃や緑化、あるいは、街づくりの活動等に拡大する。コミュニティビジネスへの進展を望みたい。高齢者の生きがいとなる社会システムづくりを願う。介護支援ボランティアポイント制度が動機付けとなるのではと思う。
2010/05/14

執筆者: horiuchi (5:30 pm)
Q*O*L* STYLE学‐NO.5
老化のメカニズム、その予防

4月から大学院に通っている。毎、土曜と日曜終日拘束される。研究領域は、政策情報学。研究テーマは『高齢化社会におけるQOLと地域経済の活性化』です。QOL欲求5段階説と生活者の行動変容分析と地域経済を活性化する社会システムの実証研究です。研究生は、3研究科があり、40名くらい。最高齢65歳から23歳までいる。アジアからの留学生もいる。2年間、費やすつもりである。
 研究科目の中に生体環境科学がある。先日の講義内容を紹介する。
―近年、加齢の影響を研究する老齢医学への注目が高まりつつある。理由は世界的に高齢者の人口が増え続けており、今後飛躍的に増加することが予測されているからである。日本は世界最長寿国である。第2次大戦後まもない‘50年には日本人の平均寿命は50年、65歳以上の高齢者は人口の5%にすぎなかった。いまや日本人男性の平均寿命は79.29年、女性は86.05年。人生90年といわれる時代をなった。2030年には、人口の3分の1が高齢者となる。90までの人生設計をすることが必要となり、それも早い時期から考えることが重要なこととなる。なぜなら、長く生きることから生まれるリスクを回避する準備が必要だからである。
 老化のメカニズムについて、5つの学説があるとのこと。一番興味深く聴いた『活性酸素説』について紹介をする。

活性酸素はフリーラジカルと呼ばれる。何でも酸化してしまう強い酸化力を持つ毒性酸素と呼ばれるものです。‐日常的な現象ですが、りんごの皮をむいて放置すれば、茶色に変色し痛んでしまい、おいしさが失われます・・・・。人間の身体も同様であり、酸化の危険性にさらされている。活性酸素は身体の細胞が酸素を取り入れてエネルギーを作り出す時に発生する。細菌やウイルス等、身体にとって異物が体内に侵入してきた時に、それに対抗する身体の細胞が異物と認識するものに対して分解消化をするために活性酸素を細胞内で作り異物に吹きかける。異物には他に、排気ガス・タバコ・紫外線や飲酒・ストレスなどもあり、活性酸素を発生するという。活性化酸素がもたらす人間の身体への悪影響は、①発ガンの起因となる。②細胞が破壊され老化や生活習慣病の原因になる。③コレステロールの酸化により動脈硬化を引き起こす。④糖尿病・白内障、他.皮膚炎・胃炎・リウマチ・ボケなどを引き起こす影響があるとのこと。
 では、問題は、『どうすれば、老化が防げるかである。』活性酸素を撃退することである。活性酸素を消去する働きがあるビタミンA・C・E、ベーターカロチンや良質なたんぱく質の摂取が必要であるとのこと。また。摂取カロリーと寿命と関係性が学会発表された。「マウスにおけるカロリー摂取の制限と生存率の変化」結果によるとカロリー制限により30%の生存率の違いが出現したとのことです。
今後、老齢医学、未病医学の分野が進むとのこと。世界的にみて日本の研究はかなり期待できるとのことでした。

ホリウチ
2010.05.14

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